前田 雅巳 Masami Maeda


私はこれまで身体を媒体として表現をしてきました。
過去に病気をしたことで“自己の有限な存在”を再認識したのです。

自己の存在が有限であることは生を授かった者にとっては言うまでもなく絶対的自然の摂理であり、

近年頻発する地震・津波によってそれを改めて感じた人も多いのではないでしょうか。

私の中では3.11は大きな節目だったように思います。

作品に対峙する際も同様で、3・11以前は恵まれた環境の中で(自己の存在を確認しうる機会の少ない世界で)

あえて自己の存在に対峙することを選びました。

3・11以降、多くの人々が命の、存在の有限性を再認識したことと思いますし、

私自身はこれまでの方向性に若干の修正が求められました。

それは、豊かな日本という国で生きている中から生み出される自己の存在の意義が、

3・11以降、人々の意識下で変化したように感じたからです。

人間が生み出す不調和な世界、宿命的、虚無的、無抵抗な社会・・・

そして新たに混在し始めた懐疑的、未来的なイデオロギー・・・。
日本という国にあるからこそ発せられる私だけの表現を模索しています。(前田雅巳)

 

個展
1997 Ginza 9bido Gallery,Tokyo
1998 Key Gallery,Tokyo
1999 Gallery Yamaguchi,Tokyo
2000 Harajyuku Gallery,Tokyo
2001 Gallery Yamaguchi,Tokyo、Gallery Kaze,Tokyo
2002 Gallery Yamaguchi,Tokyo
2003 Gallery Yamaguchi,Tokyo
2004 Gallery Natsuka b.p,Tokyo
2005 Gallery Yamaguchi,Tokyo
2007 Gallery Yamaguchi,Tokyo
2008 Exhibit Live&Moris Gallery,Tokyo
2009 Exhibit Live&Moris Gallery,Tokyo
2010 Gallery Zerohachi,Tokyo

グループ展
1997 "The original picture of Maison Franco-JaponaisePoster"
     Prise,Bunkamura Gallery,Tokyo
     "Contest forthe Best contemporary art work"
     Examiner prize,Shinkiba SOKO gallery,Tokyo

1998 Shinkiba SOKO gallery,Tokyo

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前田 雅巳 展 「皮膚痕」 
2010年1月9日-2010年1月23日

 

痛覚の喪失 パフォーマンス
痛覚の喪失 パフォーマンス
皮膚痕 {SKIN TRACE} 映像 衣類 
皮膚痕 {SKIN TRACE} 映像 衣類 
A LINE   瓶、化石(第三紀)
A LINE  瓶、化石(第三紀)
皮膚{SKIN}-  Green Face -  映像、衣類
皮膚{SKIN}- Green Face -  映像、衣類
展示風景
展示風景